【現役美容師監修】市販の白髪染めおすすめ人気ランキング10選~失敗しない商品の選び方も紹介~

【現役美容師監修】白髪染めおすすめ人気ランキング10選~失敗しない商品の選び方も紹介~

こんにちは!毛髪診断士の山田です。

この記事を読んでくださっているということは、そろそろ白髪染めを考えている、もしくはすでにチャレンジしているけれど、いまひとつうまくいかないという悩みを持っている方ではないでしょうか?

慣れないうちはわからないことも多く、不安もいっぱいですよね。

そこで今回は、日々お客様と接している現役の美容師さんにお話を伺い、市販の白髪染めの中でおすすめの商品をズバリ教えていただきました。

そのほか、商品だけでなく白髪染めをするときの注意点なども詳しくお聞きしましたよ。

毛髪診断士の私も勉強になることばかり…早速お伝えしていきます!

■お話を伺った美容師さん

大島さん

大島 藍(おおしま あい)さん
29歳で1度目の独立開業し、32歳で現在のサロン「完全プライベートサロン 紡」を港区赤坂にopen。
プレイヤー兼オーナーとして、美容業界の第一線で活躍し続けている。

目次

市販の白髪染めの選び方ポイント

市販の白髪染めの選び方ポイント

山田さんのイラスト

おそらく誰もが「市販の白髪染めは種類が多すぎて、どうやって選んだら良いのかわからない!」と戸惑ったことがあるのではないでしょうか。
そこで、まずは「市販の白髪染めを選ぶときのポイント」を教えていただけますか?

大島さん

はい。 注目すべき点はいくつかありますが、一番のポイントは「自分の髪色よりも、少し明るめの色を選ぶ」ことです。
一般的に白髪染めは、カラーよりも暗めに染まります。
というのも、配合されている薬剤の割合が、「脱色作用が弱く、髪を染める染料が強くなる」ように配合されているからです。
そのため、今の自分の髪色よりも少し明るめのものを選ぶと、仮に長く時間を置いてしまったとしても、色味が黒くなりすぎる失敗が防げますよ。

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確かに、一度暗く染まってしまうと、再び明るくすることが難しいですよね。
初めての白髪染めの場合は特に、色のトーン選びは慎重にしたいですね。
ほかには、なにか覚えておくべき点がありますか? 

大島さん

そうですね、できるだけ値段の高い商品を選ぶということも、失敗を少なくする秘訣でしょうか。
値段が高いということは、その分髪の手触りが良くなる成分が入っていたり、前処理剤やアフタートリートメントがついていたりと、より髪を良い状態で染めるために工夫されていることが多いです。
必ずしも高い商品が良いというわけではないですが、選ぶときの目安にするといいと思いますよ。

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なるほど!つい安いものばかりに目が行きがちですが、成分や中身もチェックして選びたいですね!

ヘアカラー、ヘアマニュキア、ヘアトリートメントどれを選べばいい?

ヘアカラー、ヘアマニュキア、ヘアトリートメントどれを選べばいい?

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次は、そもそもの白髪染めのタイプの違いがわからない…という人のために、それぞれの特長について私 山田がお答えしますね。

市販の白髪染めのタイプには、大きく分けて「液タイプ」「クリームタイプ」「泡タイプ」、さらには「ヘアマニキュア」「白髪ケア用カラートリートメント」の5種類があります。

各タイプのメリットやデメリットについては、こちらの表をご覧ください。

※こちらの表は横スクロールでご覧ください。

種類 メリット デメリット こんな人にオススメ!
白髪染め:
液タイプ
・髪に広がりやすく馴染みやすい
・一度でムラなく全体が染められる
・手早く塗布しないと、
液だれする可能性がある
・一度で全体をしっかり染めたい
・セルフでのカラーリング経験あり
白髪染め:
クリームタイプ
・ややかためのテクスチャなので、
髪に密着しやすく、液だれしにくい
・部分染めに適している
・髪をブロッキングする
手間がある
・生え際や分け目などの
部分染めをしたい
白髪染め:
泡タイプ
・初めてでも使いやすい
・薬剤を混ぜる手間がなく、
髪のブロッキングも不要
・スタイリング感覚で染められる
・根本などの
リタッチはできない
・全体的に染めたい
白髪染め初心者
ヘア
マニュキア
・髪の表面だけに色をつけるので、
髪や頭皮を傷めにくい
・明るめの色に染められる
・ツヤが出る
・ほかの白髪に比べると、
色落ちしやすい
・髪を傷めずに、
一度でしっかり染めたい
白髪ケア用
カラー
トリートメント
・シャンプー後などに手軽に使える
・トリートメント成分が配合されているので、
髪にやさしい
・一度では染まらないので、
数回使い続ける必要がある
・色落ちしやすい
・髪を傷めず、
ナチュラルに染めたい

どのタイプも使いやすいような工夫がされていますが、白髪染めをするのが初めてで、なおかつ全体的にしっかりと染めたい人は、薬剤を混ぜる手間がなく、プッシュするだけで白髪染めが出てくる泡タイプがおすすめ。

揉み込むだけでOKなので、誰でも簡単に染められます。

一方、できるだけ髪を傷めずに染めたい場合は、脱色しないヘアマニキュアやヘアトリートメントがおすすめ。

そのうえで、一度で色をしっかり乗せたい人はヘアマニキュア、いかにも“染めました”という感じを好まない人は使うほどに色づいていくヘアトリートメントがピッタリです。

まずは、自分に合ったタイプはどれかを検討してみてくださいね。

部分染めをするのにおすすめの白髪染めは?

では、白髪が伸びてきた分け目や生え際、襟足を染めるときは、どのタイプが良いでしょうか?

おすすめは、クリームタイプです。

セルフの白髪染めに慣れていない人は、どうしても薬剤の塗布に手間取ってしまいがちですが、クリームタイプであれば液だれしないので、慌てて塗布して染めムラが出てしまった…なんて失敗がありません。

また、一度では使い切れない場合も多いと思いますが、残った分をとっておける部分染め用の商品もあります。

パッケージにしっかり謳われているので、よくチェックしておきましょう。

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白髪がまだ一部分のみという人であれば、白髪隠し用のマスカラやファンデーションなどもおすすめです。

外出時や白髪が気になったときにサッと使えるので、便利ですよ!

美容師大島さんに聞いた!セルフでも上手に染まる色選びのポイント

美容師大島さんに聞いた!セルフでも上手に染まる色選びのポイント

ナチュラルなブラウン、ベージュ系の色味を選ぶ

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続いては、色を選ぶときのコツを教えていただきましょう!
セルフで白髪染めをするときに、失敗しづらい色はありますか?

大島さん

よく美容院では、アッシュ系やピンク系の色味を勧めることがありますが、市販の白髪染めの場合は、それらの色味の違いがほとんどわかりにくいと感じます。

そのため、初めてセルフで挑戦する場合は特に、ブラウンやベージュ系を選ぶのがおすすめです。

綺麗に仕上がりやすい色味だと思いますよ。

また、オリーブブラウン(緑)も自然な仕上がりになるので試してほしい色味です。

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ちなみに、美容院でよくオーダーされるのはどんな色味ですか?

大島さん

やはり、オリーブブラウンやベージュ系が定番ですね。
また、季節によって人気の色味が変わります。

春夏は、ピンクベージュやアッシュをリクエストする方が多いです。

アッシュ

大島さん

秋冬になると、写真のようなグレージュカラー(灰色が混ざった透明感のある色味)やカッパー系の暖色カラーをおすすめしています。
白髪染めも、色味を変えることで印象がガラリと変わりますので、ぜひおしゃれを楽しんでほしいなと思います。

男性用と女性用の違いは?

男性用と女性用の違いは?

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ここまで、白髪染めを選ぶ際のポイントや色味についてお伝えしてきましたが、そもそも男性用と女性用に違いはあるのでしょうか?

大島さん

確かに、市販の白髪染めのパッケージには、男性用・女性用と明記されているものがあります。または、男女兼用とあえて謳っているものもありますよね。 けれども、根本的には薬剤などの中身が異なるということはありません。

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薬剤の違いはないのですね!であれば、ご夫婦でどちらかが使った残りをどちらかが使うなど、同じ白髪染めを共有しても問題なさそうですね。

大島さん

ただし、細かな点…たとえば男性用は女性用よりも色味のバリエーションが少なかったり、コームが短い髪用になっていたりするなどの違いはあります。 そういった意味では、男性なら男性用、女性は女性用を選んだほうが、使い勝手が良いかもしれません。

市販の白髪染め(ヘアカラー)おすすめランキング10選

実際に市販の白髪染めを選ぶときに参考にしてもらえるように、おすすめ白髪染め商品をランキング形式でご紹介していきます。

今回は、ヘアカラータイプのものも含みました。

第10位:ウエラトーン ツープラスワン ミルキー EX

第10位:ウエラトーン ツープラスワン ミルキー EX

コーム付きノズルで、ロングヘアでもムラなくきれいに染められる点が人気の商品。

ミクロレベルの色素が髪の内部までしっかり浸透するから、黒髪も白髪も深くリッチな色味に染められる点がポイントです。

植物由来の3つのトリートメント成分を配合していて、6週間経っても美しく色鮮やかな髪色が続きます。

タイプ

ミルキー

色展開

ピュアブラウン、ウォームブラウン、ナチュラルブラウンの全3色×トーンが選べる全7色

内容量

A剤60g、B剤 60ml、エッセンス5.5ml

価格

オープン価格

口コミ

・染めにくい後ろ髪や生え際も、簡単に塗布できます。仕上がりが美しいのが気に入っています。

・とにかく、色持ちが良いです。6週間と謳っているのも嘘ではないと思いました!

第9位:サロンドプロ ザ・クリームヘアカラー

第9位:サロンドプロ ザ・クリームヘアカラー

1剤と2剤のクリームが同時に出てくるワンプッシュボトルだから、初めてでも簡単に使えるクリームタイプのヘアカラー。

液だれしにくく、髪にピタッと密着するので、生え際や分け目の白髪も逃さず染まります。

また、染めている間に髪の内側までトリートメント成分が浸透し、美しくなめらかな手触りが実感できます。

タイプ

クリーム

色展開

キャメルブラウン、グレイスブラウン、アッシュブラウンなど全15色

内容量

1剤(50g)、2剤(50g)

価格

オープン価格

口コミ

・混ぜる手間がなく、カラー剤特有のツンとするニオイもないので、ストレスなく使えました。

・しっかり染まるのに、濃すぎるということもなく、自然な仕上がりが気に入っています。

第8位:シエロ ヘアカラークリーム

シエロ ヘアカラークリーム

リタッチ専用のヘアカラー。

美容院で白髪染めをしてもらうまでの間、伸びて目立ってきた生え際や分け目部分を綺麗に部分染めできます。

次に使うまで保管しておけるから、とっても経済的。

薬剤塗布用の大きなブラシと、根元部分をなじませるミニブラシ付きで、かゆいところに手が届く工夫がうれしい!

タイプ

クリーム

色展開

ダークピュアブラウン、ダークモカブラウン、ルビーブラウンなど全19色

内容量

ショートヘア(髪全体)1回分

価格

オープン価格

口コミ

・まだ部分的に白髪がある程度なので、こちらのリタッチタイプが使いやすく重宝しています。

・毎回美容院で染めるのはお財布的に厳しいので、美容院の予約までの間にメンテナンスをするのにピッタリです。

第7位:シエロ デザイニングカラー

シエロ デザイニングカラー

特別なカラー処方で、黒髪と白髪が違和感なくなじむヘアカラー。

白髪染めだからと諦めていた鮮やかなカラーが実現します。

色持ち成分や天然由来のツヤオイルのほか、染めた直後の髪のダメージをいたわるシャンプー&トリートメント付き。

タイプ

クリーム

色展開

ピンク系、マット系、アッシュ系、ナチュラル系など全16色

内容量

1剤(32g)、2剤(96ml)、シャンプー(10ml)、トリートメント(10g)

価格

オープン価格

口コミ

・白髪染めではなかなかお目にかかれない色味があり、まだまだ髪色でオシャレが楽しめるのでうれしいです。

・アフター用のシャンプーとトリートメントのおかげで、髪染め後のきしみがなく、助かりました!

第6位:リライズ 白髪用髪色サーバー

リライズ 白髪用髪色サーバー

100%天然由来の着色成分だけを使っており、髪や頭皮に負担をかけず、使うほどに髪が色づいていく白髪用髪色サーバー。

一般的には必ずおこなうよう言われている事前のパッチテストも、この商品に関しては必要なしというから驚きです。

肌が弱い人やこれまでカラーで頭皮トラブルが起こった経験がある人でも安心して使えます。

タイプ

クリーム

色展開

リ・ブラック/グレーアレンジの2色

内容量

サーバーヘッド付き 155g/つけかえ用 190g

価格

オープン価格

口コミ

・週1で使えば、根元の白髪も気にならないくらい自然に染まるので、もう手放せません!

・とにかく使い方が簡単だから、面倒くさがりな私でも続いています。 嫌なニオイもないです。

第5位:ブローネ 泡カラー

ブローネ 泡カラー

プッシュして出てきた泡を髪に揉み込むだけで、生え際や後ろ髪もムラなく染まる、初めてさんにピッタリの白髪染め。

全24色というバリエーションの豊富さに加えて、白髪が気になりだしたばかりの人向けの「Naturalシリーズ」も。

黒髪も白髪もきれいに染まります。

タイプ

色展開

泡カラー:24色/泡カラーNaturalシリーズ:6色

内容量

1液 40ml/2液 60ml/アフターカラーヘアパック 8g

価格

オープン価格

口コミ

・何度か色を変えながらリピート中。 泡がへたらない、フィット感が気に入っています。

・ヘアカラー後のリペアトリートメントがついているので、白髪染めをしたとは思えないくらいツヤが出ます!

第4位:オレオクリーム ヘアカラー

オレオクリーム ヘアカラー

髪のパサつきに着目し、オイル・イン・クリームという新発想の白髪染め。

まるでサロン帰りのような艶めく髪が手に入ります。

ピンク系からアッシュ系まで、色バリエーションもサロン並みの充実さです。

タイプ

オイル・イン・クリーム

色展開

パールピンク、シャイニングブラウンなど13色

内容量

1剤50g/2剤50g

価格

オープン価格

口コミ

・痛む、きしむといったセルフケアの概念が覆されました! 信じられないくらいのツヤが出ます。

・初めての白髪染めだったけど、色ムラなし。 キレイに染まり大満足です。

第3位:スティーブンノルカラークチュール クリームヘアカラー

スティーブンノルカラークチュール クリームヘアカラー

カラーリスト監修の色設計で、白髪染めでありながら絶妙な色加減が実現します。

また、アフターカラーシャンプーとトリートメントがついていて、ヘアカラーでアルカリ性に傾いた髪を本来の弱酸性に戻すようサポート。

全体を染めるのはもちろん、部分染めにも使えます。

タイプ

クリーム

色展開

マロンブラウン、ライトアイスブラウンなど全12色

内容量

1剤50g/2剤50g

価格

1,551円(税込)

口コミ

・おしゃれな色バリエーションが気に入っています。 色持ちも良いです。

・髪の量が多いので、この商品のようなクリームタイプの方がしっかり染まります。 生え際や分け目の白髪も目立たなくなりました。

第2位:ロレアルパリエクセランス ヘアカラー クリームタイプ

ロレアルパリエクセランス ヘアカラー クリームタイプ

染毛剤に湿潤剤、弱酸性アフターカラーシャンプーにヘアコンディショニング成分、アフターカラートリートメントには毛髪補修成分配合というトリプルケアで、サロンで染めたような美しい仕上がりに近づけるヘアカラー。

カラーリングに必要なアイテムがすべて揃っているから、初めての人でも安心です。

タイプ

クリーム

色展開

ウォーム系栗色、緑がかった栗色など全18色

内容量

下地エッセンス:12ml、1剤:48g、2剤:48g、トリートメント:40g

価格

オープン価格

口コミ

・初めてで何から揃えていいかわからなかったけど、必要なものがすべて付属されていたので助かりました!

・仕上がりがとてもキレイ。 特にアフターカラートリートメントの量が多く、ツヤのある仕上がりになりました。

第1位:ウエラトーン ツープラスワン クリームタイプ

ウエラトーン ツープラスワン クリームタイプ

植物由来の3つのトリートメント成分(ホホバ油、アボカド油、ヒマワリ油)、そして特殊な輝きエッセンスを薬剤にプラスした、リッチなカラーの仕上がりが人気の白髪染め。

色持ち6週間という謳い文句のとおり、色持ちが長く続く点も特長です。

カラーバリエーション豊富な全25色。

しっかり白髪を染めながらも輝くツヤのある美髪に近づけます。

タイプ

クリーム

色展開

ピンクブラウン、オレンジブラウンなど全25色

内容量

A剤 60g、B剤 60g、エッセンス7.3ml

価格

オープン価格

口コミ

・白髪染めは痛むと思って躊躇していたけれど、 友人から勧められて使ってみたところ、手軽にムラなくキレイに染められて感動! 

・白髪染めをして1ヶ月経ちますが、染めたてと同じ色味をキープしています。 色持ち6週間というのも嘘じゃないかも!と期待しています。

美容師大島さんに聞いた!よくある白髪染めの悩みQ&A

美容師大島さんに聞いた!よくある白髪染めの悩みQ&A;

山田さんのイラスト

美容師さんは、お客様から様々な質問を受けると思います。
ここからは、よくある白髪染めの悩みについて大島さんに教えていただきました。
きっと同じような悩みを持っている方も多いと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。

悩み:できるだけ髪を傷ませずに染める方法は?

解決法1:前処理剤やアフタートリートメントを使う

大島さん

ヘアカラーをする前に、髪に前処理剤と呼ばれるトリートメントを塗布することで、髪の内部を保護することができます。
また、染めた後には必ずアフタートリートメントをしましょう。

大島さん

商品によっては、薬剤と一緒にこれらのトリートメントがついている場合もありますし、ヘアカラー用のトリートメントが単独でも売られているので、探してみてください。

このひと手間だけで、髪へのダメージをぐっと抑えることができますよ。

山田さんのイラスト

髪へのダメージは、セルフの白髪染めの一番の悩みです。
ひと手間かけるだけで髪を守れるなら、ぜひ実行したいですね!

解決法2: 髪全体とリタッチカラーを交互におこなう

大島さん

毎回髪全体を染めるのではなく、2回に1回は伸びてきた根元だけ、または部分的にリタッチカラーをするのがおすすめです。
全体用と部分染め用をうまく使い分けると良いと思います。

山田さんのイラスト

この発想はありませんでした!
商品のパッケージを見れば、全体用か部分染め用かが書いてあるので、よく読んで両方を準備しておくといいですね。

悩み:色落ちを防ぐコツがあったら知りたい!

解決法:染めた後のシャンプーの仕方と髪の乾かし方に気をつける

大島さん

これは白髪染めだけに限りませんが、髪を染めた後1週間は36度~38度くらいのぬるま湯で髪を洗うようにすることと、シャンプー剤を髪や頭皮につけておく時間をなるべく短くすることで、色持ちが良くなります。
また、普通のシャンプーやトリートメントではなく、カラーリングした髪専用のものを使うことでも、色落ちを防ぐことができますよ。
そして、シャンプー後の濡れた髪は、ドライヤーですぐにしっかり乾かしてあげることも、髪のダメージを防ぐポイントです。

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正確に温度をはかる必要はないですが、冷たすぎず熱すぎずくらいのぬるめのお湯で洗うといいようですよ!
私も今日から実践してみます!

悩み:もしも暗くなりすぎてしまったら、どうすればいい?

解決法:美容院で相談するのが一番!

大島さん

白髪染めは暗く染まりやすいものです。
思っていた色味よりも暗くなってしまったら、行きつけの美容院に相談するのが一番。
脱染剤を使って、髪に入ってしまった暗い色素だけを抜いてもらえます。
ただし、その後に再び色を重ねる必要があるので、その分髪へのダメージが大きくなることは覚えておいてくださいね。

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今の自分の髪色よりも少し明るめを選べば、極端に暗くなりすぎることは防げると思いますが、もしも予想より暗い色味になってしまったら、慌てず、でも早めに美容院の予約を入れましょう!

市販の白髪染めと美容院の白髪染めの違いは?

市販の白髪染めと美容院の白髪染めの違いは?

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今回は市販の白髪染めを使ってセルフで染める方法についてお伝えしてきましたが、そもそも市販のものと美容院で使われている白髪染めでは、どんな点に違いがあるのでしょうか?
なんとなく耳にしたことがある人も、改めて確認してみましょう!

質問:市販の白髪染めは値段が安いので、使っている人が多いと思います。 それに比べると美容院は値段が高いですが、具体的にはどんな点が違うのでしょうか?

違い1:薬剤の精度

大島さん

市販と美容院のもっとも大きな違いは、薬剤の精度です。

美容院での白髪染めは、できるだけダメージが小さくなるような処方がされています。
一方、市販の白髪染めは、誰が使っても、どんな髪質でも、しっかりと染まるようにしてあるため、強い薬剤が配合されています。

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市販のものは、誰でも染められるので便利ですが、その分髪にダメージが起こりやすい強い薬剤が使われているのですね。

違い2:技術の差

大島さん

2つ目に、美容院ではプロが染めるので、その人の髪質や白髪の割合などによって、薬剤の使い方、塗布の仕方を調整します。
そのため、色ムラも出にくく、また色落ちしにくいというメリットがあります。

大島さん

市販の白髪染めは、細かな薬剤の調整などができないため、髪の状態によっては色ムラができる可能性もあります。
また、カラーや白髪染めに慣れていない場合は、後ろ髪や生え際などにうまく薬剤を塗れないことも多く、結果染まり具合にムラが出てしまうケースは多いようです。

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美容院は、美容師さんの技術代も含まれるので少しお高い場合もありますが、その分、納得のいく仕上がりが得られます。
白髪染めに慣れていない人や初めての人は、まず美容院で染めてもらってから、セルフ挑戦してもいいかもしれませんね。

違い3:染める以外の選択肢の有無

大島さん

実は白髪を目立たなくするためには、髪を染める以外にもさまざまな方法があります。
たとえば、部分的にハイライトやローライト、メッシュを入れる、ヘアスタイルに工夫することなどがひとつです。

ヘアスタイルの工夫

大島さん

たとえば、このように部分的にハイライトを入れることで、髪全体が立体的に見えます。 ヘアアレンジしても、おしゃれにキマりますよ。

アレンジ法

大島さん

白髪は、生え際や分け目が特に目立ちやすいので、ふんわりと立ち上げるスタイリングがおすすめ。 このほかにも、いろいろなアレンジ法を提案してくれると思いますので、些細なことでも美容師さんに相談してみてくださいね。

山田さんのイラスト

確かに!自分では染めるしかないと思っていても、美容師さんから見れば、白髪染めをおこなう前にできる対策があるかもしれませんね!

まとめ

今回は美容師の大島さんに、一般的な情報だけでなく、白髪染めについての疑問についても根掘り葉掘り聞いてみました!

少しの工夫やコツで、仕上がりや色持ちが変わることがわかりましたよね。

ぜひ大島さんのアドバイスを取り入れて、白髪染めに挑戦してみてくださいね!

 

■大島 藍(おおしま あい)さん プロフィール

大島さん

「完全プライベートサロン 紡」プレイヤー兼オーナー、美容師歴14年。

23歳頃から自分自身が不規則な生活とストレスによるひどい肌荒れに悩み、心身ともに荒れていて「これじゃあ人を綺麗にできない」と一念発起し、独立とともに2年くらいかけ肌荒れを克服。

社会人になり初めていろんな意味で自分自身に自信が持てるようになり、自分に自信が持てず悩んでいる方に少しでも関わって、自信を持ってもらいたいという想いで現在、紡のオーナーをしている。

美容業界に特化したメディアに取り上げらたことも。

また、主催でメイクセミナーを行ったり、SNSにてメイク動画を配信したりしている。

ブログ:https://ameblo.jp/aioshima0319/
Instagram:https://www.instagram.com/oshima_ai/
Twitter: https://twitter.com/aoo0319