白髪対策には「ビタミン」を!何種類あるの?どんな食材に入ってる?

目次
白髪に良いと言われている栄養素はたくさんありますが、そのうちのひとつがビタミンです。
でも、ビタミンには種類がたくさんあるから、何がどう違うのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、白髪とビタミンの関係について詳しくご紹介します。
この記事を読み終えた頃には、どのビタミンをとればいいのか、何を食べるのがベストかがわかるはず!
白髪予防にはビタミンが欠かせない!
白髪予防にはいろいろな方法があります。
まず思いつくのは、白髪染めや白髪ケア用シャンプーなどの外側からできる対策ですよね。
一方で、実はとても大事なのが「内側からのケア」。
なかでも、毎日の食事内容が白髪予防の大きなカギとなります。
髪と栄養の関係
私たちの毛髪は、ケラチンというたんぱく質からできています。
たんぱく質は18種類のアミノ酸が集まってできており、もっとも多いのは、シスチンという硫黄を含んだアミノ酸です。
髪の毛を燃やすと、嫌なニオイがしませんか? あれは、噴火のときなどに問題となる有毒ガスと同じ、二酸化硫黄の成分なのだそうです。
その原理から考えると、硫黄を含んだ食べ物をたくさん食べれば良いように感じますが、残念ながらそういうわけにもいきません。
アミノ酸群をしっかり生み出すためには、
・炭水化物
・脂肪
・たんぱく質(アミノ酸に分解され、髪を構成するたんぱく質に作り替えられる)
・ビタミン
・ミネラル
これらをバランス良く摂ることが重要です。
ビタミンも髪に重要な栄養素のひとつなのですね。
白髪予防にどうしてビタミンが大切なの?
一般的にビタミンというと、風邪のときに摂ると良いもの、柑橘類に多く含まれている、といったイメージではないでしょうか。
「ビタミン=白髪予防」とは、つながらない人もいるかもしれません。
実は、ビタミンはアミノ酸の分解やケラチンの再合成に必要な栄養群です。
でも、ビタミンには、ビタミンCやビタミンB、ビタミンDなど、種類が多いので、どのような違いがあるのかわかりにくいもの。
そこで、髪に良いビタミンをひとつずつ説明していきましょう。
健康な髪を育むために特に重要なビタミンは、次の3種類です。
ビタミンB群
摂取したたんぱく質をアミノ酸に分解するときに使われるのがビタミンB群。
新陳代謝を高める効果もあります。
ビタミンB群だけでも8種類ありますが、なかでも次の5つは髪のために必要不可欠な栄養素なので、ぜひ覚えておきましょう。
ビタミンB6
食品中のたんぱく質からエネルギーを生み出すために必要なのが、ビタミンB6。
亜鉛のケラチン合成をサポートする役割も果たしています。
また、皮脂の過剰分泌を防いでくれる働きもあるので、頭皮の状態を改善してくれる栄養素とも言えます。
ビタミンB6は、比較的多くの食品に含まれていますが、なかでも
・かつお
・まぐろ
・レバー
・赤身肉
・バナナ
・牛乳
・納豆
などが代表的です。
なお、ビタミンB6はたんぱく質の代謝に欠かせない栄養素です。
たんぱく質の摂取量が多い人は、その分ビタミンB6も必要なので、意識的に上記の食べ物を摂ると良いでしょう。
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB7は、ビオチンとも呼ばれています。
白髪ケアのサプリメントなどにも含まれているので、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
欠乏すると、食欲不振や吐き気、うつ症状を引き起こすほか、白髪や脱毛の原因にもなるため、美しい髪を保つためには積極的に摂りたい栄養素です。
・レバー
・卵黄
・落花生
・きのこ類
・納豆
に多く含まれています。
ちなみに、生の卵白にはたんぱく質のアビジンという成分が含まれていて、ビオチンと結合して吸収を妨げてしまいます。
ビオチンが豊富な納豆に卵をかけて食べる…という人もいると思いますが、あまり大量の生卵を合わせて食べるのはおすすめできません。
ただし、卵黄のみであれば問題ないので、納豆卵かけご飯が大好物という人は、少し気をつけると良いかもしれませんね。
ビタミンB12
貧血の改善に有効だと言われているビタミンB12は、亜鉛と共に赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働き、そして細胞の活性化を促してくれる働きがあります。
ビタミンB12が不足すると、白髪の原因になると言われているため、意識して摂りたい栄養素です。
また、喫煙をするとビタミンB12を壊してしまうので、生活習慣にも気をつけましょう。
・さけ
・イワシ
・うなぎ
・あさり
・レバー
などに多く含まれています。
ビタミンB12は水溶性ですが熱に強いので、加熱調理でもOK。
また、クエン酸と一緒に摂ると、ビタミンB12の効果が得やすくなります。
上記のようなビタミンB12が豊富な食材を選んだうえで、デザートに柑橘系の果物を食べたり、お酢をベースにした副菜をメニューに加えるとより良いでしょう。
ビタミンB9(葉酸)
たんぱく質や細胞をつくる際に必要なDNAなどの核酸を合成する役割がある葉酸。
妊婦さんに必要な栄養素としても知られています。
また、ビタミンB12と協力して血液を作り出し、不足すると白髪や脱毛、月経不順などにつながるとされています。
・ほうれん草
・モロヘイヤ
・海苔
・レバー
・いちご
などを意識して食べると良いでしょう。
葉酸は、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップします。
モロヘイヤやいちごは、葉酸もビタミンCも両方含まれているので、特に意識して食べたい食品です。
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB5は、パントテン酸とも呼ばれています。
パントテンとは「どこにでもある」という意味で、多くの食品に広く含まれる栄養素。
糖質や脂質、たんぱく質の代謝とエネルギー産生に不可欠な酵素を補助する役割があり、皮膚の脂質代謝を助ける働きもあります。
その名の通り、さまざまな食品に広く含まれていますが、なかでも
・レバー
・納豆
・きのこ
・アボカド
・鰆(さわら)
などが特にパントテン酸が多く含まれている食品です。
コーヒーなどのカフェインをよく摂る人、アルコールを日常的に飲む人は、パントテン酸の消費が多いため、意識的にたくさん摂ることが必要です。
また、パントテン酸はビタミンCの酸化防止作用を高めてくれるので、合わせて摂ると良いでしょう。
たとえば、パントテン酸が豊富な鰆と、ビタミンCが豊富な長ネギを鍋に入れて食べる。
これならば、手軽に実行できる食べ方ですね。
ビタミンC
ビタミンCには、アミノ酸の代謝やコラーゲン生成、カルシウム吸収、抗酸化作用などがあります。
また、ストレスへの抵抗力を強めてくれる働きも。
白髪の大きな原因のひとつにストレス過多が挙げられるため、積極的に摂りたい栄養素です。
・アセロラ
・キウイ
・いちご
・柑橘類
・パプリカ
・芽キャベツ
・ジャガイモ
・長ネギ
などに多く含まれます。
ビタミンCは熱に弱いので、できるだけ生の状態で食べるのがおすすめ。
水溶性のため、茹でる調理法の場合は茹で汁に栄養分が移ってしまいます。
加熱して食べるときは、調理法に一工夫すると良いでしょう。
また、ビタミンCはビタミンPと一緒に摂ると摂取率がアップします。
ビタミンPは、みかんの薄い皮やすじに多く含まれているので、みかんを食べるときは薄皮までそのまま食べると良いかもしれませんね。
ビタミンA
ビタミンAは、抗酸化作用、粘膜や皮膚の強化などが期待できる栄養素です。
不足すると、皮膚の乾燥や角質化、また暗いところで目が見えにくくなる夜盲症にもつながります。
また、にんじんなどに多く含まれているβカロテンは、摂取するとビタミンAに変換されるので、ビタミンAの一種として分類されています。
主に、
・レバー
・うなぎ
・バター
・チーズ
・ブロッコリー
・にんじん
などに多く含まれています。
脂溶性ビタミンなので、脂質があると吸収率がアップ。
ブロッコリーやにんじんなどの緑黄色野菜は、炒め料理にすると、効率よくビタミンAが摂取できます。
ビタミンばかり摂っていてもNG! コツは「バランス良く」食べること
ここまでお伝えしてきたように、ビタミンは白髪ケアに欠かせない栄養素。
けれども、いくらビタミン群が白髪に良いからといって、ひとつの食材ばかり食べていても白髪予防にはなりません。
というのも、特にビタミン群は、ミネラルとともにチームで働いていくからです。
そのためには、できるだけいろいろな栄養素をバランス良く摂ることが大切。
また、摂取しすぎると反対に体に害を及ぼす可能性がある栄養素もあります。
たとえば、ビタミンAは脂溶性ビタミンのため、過剰に摂取すると体内に蓄積されていきます。
その結果、頭痛やめまい、またヘアサイクルが短くなるという弊害も。
ビタミン9(葉酸)も、薬やサプリメントを決められた量以上に摂取し続けると、神経障害や発熱などが起こる可能性があります。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがありますが、足りなさすぎるのも、摂りすぎるのも健康には良くありません。
何事も、バランスが重要! できるだけいろいろな食材を、偏りなく食べられるといいでしょう。
食事からビタミンを摂るのが難しいときは、サプリメントを上手に利用しよう!
とはいえ、忙しいとなかなか自炊できなかったり、たとえ料理する時間が作れたとしても、そこまでたくさんの食材を使うのは難しいもの。
また、ビタミンは熱に弱いので、調理方法によっては、必要な栄養素が思うように摂れないこともあります。
そこで上手に利用したいのが、白髪ケアサプリメントです。
髪に必要な栄養素を、手軽に効率よく摂取できます。
なかでもおすすめは、「ブラックサプリEX」です。
楽天のレビュー数は、なんと4,400件以上! 「美容院で、髪にツヤが出てきたと言われた」「白髪染めの間隔が空いてきた」「分け目が気にならなくなってきた」など、効果が期待できそうな声が目立ちます。
実際に、ブラックサプリEXに含まれている栄養素をチェックしてみると…
・ビタミンB5(パントテン酸)
・ビタミンC
・ビオチン
・L-リジン
・アルギン酸
・オルニチン
・黒ゴマセサミ
・亜鉛
・レスベラトロール
という9種類の成分がぎゅっと詰まっていました。
今回ご紹介したビタミンも、ちゃんと入っています。
さらに注目すべきは、これら9種類の成分と配合量・バランスを監修したのが、サプリメントアドバイザーの資格を持つ、現役の美容内科医師である点です。
ただ髪に良さそうな成分を集めたのではなく、もっとも良い組み合わせで、適切な分量バランスを配合しています。
目安は1日3粒。
手軽に必要な栄養素が補給できるとは、レビューが多いのもうなずけます。
また、品質に関しても折り紙付き。
2019年にはモンドセレクション金賞を受賞しており、まさに世界で認められたドクターズサプリと言えるでしょう。
今回は、白髪とビタミンの関係について詳しくお伝えしました。
ビタミンは重要、でもバランス良く摂らなくては意味がない!
毎日の食事や白髪ケアサプリメントを上手に利用して、いつまでも若々しい髪を保ちましょう!