40代の白髪対策!原因、みんなの対策方法とおすすめケア法

目次

どう付き合う?40代から本格的にはじめる白髪対策

家事や子育て、仕事など何かと忙しい時間を過ごすことが多い40代女性。

自分のことはつい後回しになりがちですが、ヘアメイクのときなどに「あれ?いつの間にこんなところに白髪が!」なんてことがありませんか。

できるだけ自然のままでいたい、40代で白髪対策にはまだ若いかもなど、白髪に対するとらえ方はそれぞれですが、なんとかしたいというのが女性の本音なのではないでしょうか。

そこで今回は、どんなタイミングで染めたらいいかわからない、染める以外の方法など、白髪で悩む40代の悩むみなさんに、40代での白髪対策の実態とおすすめの対策方法を提案します。

40代の白髪、みんなどんな対策をしている?

気になり始めた白髪、みんなどんなケアをしている?

 40代の白髪の悩みは全体というよりも部分的、もしくは黒髪に数本混じる白髪で悩んでいる方が多いと思います。

たった数本の白髪でも目につく場所に生えていれば、疲れた印象や老けた雰囲気を感じさせてしまうため何とかしたいものですよね。

そこで40代の実態を知るために、アンケート調査からどんな白髪対策をしているのかを調べてみました。

あなたがしている対策方法は?

40代でしている白髪対策

※30代~60代の女性・回答者数2738人/インターネット調査

40歳代の女性2738人にアンケートを取ったところ、全体の半数以上の方が「白髪染めや白髪用シャンプーを使う」「サプリを飲む」など、なんらかの白髪対策を行っていました。

一番多かったのが「美容院で白髪染めをする」という方で、染めるならプロにまかせるのが安心と考える方が多いということがうかがえます。

また一方で「頭皮マッサージをする」「白髪用のシャンプーを使う」「白髪ケアサプリを飲む」など、白髪予防を心掛けている方もいるようです。

また、「白髪はあるがまだ何もしていない」という回答が30%近くもありました。

そこまで白髪が多くないため、抜いたり切ったりしている方も多いのかもしれません。

まだ白髪の量が多くない40代の白髪対策は、今ある白髪のケアはもちろんですが、これ以上増やさないことも大切なポイントです。

ここからは、白髪が生えるメカニズムの解説と、白髪を増やさないための対策をご紹介します。

意外と知らない白髪になる原因・メカニズム

意外と知らない白髪になるメカニズム

 毛髪というと頭皮から伸びている部分だけと思いがちですが、私たちが目にしている「毛幹部」と、皮膚に埋もれている「毛根部」のふたつからなっています。

一般的に髪の毛と呼ばれているのは「毛幹部」のことで、毛幹部じたいに再生能力はありません。

つまり一度生えた白髪じたいはどんなに対策をしても再び黒髪になることはないのです。

だからといって永久にその部分が白髪のままなのかというとそうではなく、毛根をケアすることで健康な黒髪を手に入れることができます。

毛髪はもともと白い

毛髪は毛根部にある毛母細胞で作られています。

もともとは黒色ではなく無色(白髪)で、色素細胞でメラニンが生成され黒くなり、頭皮から伸びて黒髪となります。

メラニンが生成されずに毛髪が育つと白いまま生育し白髪となります。

つまり、もともと白髪として生まれた毛髪を黒髪として育てるためには、メラニンを生成する毛母細胞が健やかであることが大切ということになります。

しかし残念ながら毛母細胞も加齢と共に老化してしまいます。

「白髪が増えた…」と感じるのは、毛母細胞の老化によって、メラニンが生成されない毛髪がそのまま伸びているからというのが、白髪になるメカニズムです。

白髪はある日突然真っ白になった毛ではなく、毛髪が育つ時から白髪になるか黒髪になるのかの運命が分かれるのです。

健康な黒髪を作るためには、毛母細胞がしっかり働けるような環境づくりが大切。

染めてカバーするだけでなく、毛母細胞を健やかに育む生活習慣も必要といえるでしょう。

白髪になるメカニズムについての詳しい説明は以下の記事もご覧ください。

増やさないための生活習慣とは?

メラニンを生成する生活環境を整えることは、白髪を増やさないことにもつながります。

ストレスや偏った食生活は、育毛サイクルを乱すことにもつながるので、まずは美しい髪を育む環境を整えましょう。

ヘアケアにおすすめの食材

ヘアケアにおすすめの食材

 海藻や黒ゴマなど美髪のために摂りたい食材はいろいろあり、髪によいとされる栄養素がたくさん含まれています。

なかでもメラニン色素を作り出す「チロシナーゼ」という酵素は、健康なヘアケアのために欠かせない栄養素です。

活性化させるために摂りたい食材には次のようなものがあります。

・細胞の成長を助ける「ヨード※」…コンブ、ヒジキ、イワシ、サバなど

・メラニン色素の原料のひとつ「チロシン」…チーズ、アボカド、アーモンドなど

・チロシナーゼを合成するのに欠かせない「銅」…ごぼう、パセリ、玄米など

※ヨードの摂取制限のある方はご注意ください

つややかな髪をキープするシャンプー方法

皮脂や汚れで毛根がふさがってしまうと、毛髪サイクルが乱れて抜け毛の原因にもなるため、正しいヘアケアも白髪対策には欠かせません。

きちんと洗っていても、シャンプー方法は自分のクセが出てしまうもの。

まんべんなく洗っているつもりでも、皮脂が落ちていない部分があったり、すすぎが不完全だったりすると、頭皮だけでなく毛根にも負担を与えることになります。

白髪対策だけでなく、美しいツヤ髪を手に入れる為の正しいシャンプー方法をご紹介します。

1)シャンプー前にブラッシングして髪のもつれやほこりを取り除きます

2)シャンプー剤をつける前にシャワーで頭皮と髪の毛の汚れをしっかり洗い流します。

1~2分長めの感覚で洗い流すとよいでしょう

3)シャンプー剤は直接髪につけるのではなく、まず手のひらに取って泡立ててから髪になじませます。

髪同士をこすり合わせるとキューティクルが損傷するので、指の腹で頭皮をマッサージするようにします。

4)洗う順番は、

前頭部から頭頂部に向けて指をジグザクに動かしながらマッサージ

うなじから後頭部、側頭部に向けてジグザグにマッサージ

もみあげや白髪が気になる部分もしっかりマッサージします

5)髪の毛の流れに逆らうように下から上に向かってすすぎます。

充分すぎるかなと感じるくらいしっかり洗い流しましょう。

コンディショナーをする時はできるだけ頭皮につかないようにします。

6)タオルでゴシゴシ拭くのは厳禁です。

タオルで毛髪をはさむようにやさしく水分を拭き取ります。

ドライヤーは頭皮から15㎝程度離し、同じ場所に2秒以上熱風があたらないよう動かしながら乾かします。

年齢と共に髪質も変化するので、自分のヘアタイプに合ったシャンプーに替えるのもおすすめです。

ストレスと睡眠

人の体は繊細なもので、ちょっとしたストレスが自律神経に影響を及ぼすことがあります。

ストレスによって血行不良が起こると、頭皮だけでなく毛根にも栄養が行きわたらなくなる場合も。

また、自律神経を整えるためには体内時計を整えておくことが大切です。

夜遅くの飲食や夜更かしはできるだけ避け、朝は太陽をしっかり浴びる規則正しい生活を心掛けましょう。

このような方法を心掛けることで、気になる白髪の悩みも日々変わってきます。うまく付き合うためにはどうすればよいのでしょうか。

40代の白髪とうまく付き合う対策方法

年齢を重ねれば抵抗を感じなくなる白髪も、40代女性にとっては「まだ早いかも…」とお悩みの方も少なくありません。

生え始めの白髪と上手に付き合うために、「染める」、「染めずに隠す」2つの対策方法をご紹介します。

染める

白髪染めにはタイプがあり、それぞれの特徴を活かして選ぶのもおすすめです。

・ヘアカラー(全体におすすめ)

一般的な白髪染めのことで毛髪の内部まで染まり、カラーが長持ちします。

染料がしっかり入るため髪にダメージを与えることがあります。

部分的に多い、全体に白髪がある場合におすすめです。

・ヘアマニキュア(全体・部分におすすめ)

毛髪の表面を染めることで白髪が染まります。

髪への負担は比較的少ないですが、色落ちしやすい、ヘアカラー剤をしたいときに染まらないことがあります。

ダメージが気になる方におすすめです。

・カラートリートメント・リンス(全体におすすめ)

シャンプー時に使えるため手軽に白髪対策ができます。

使うたびに染料が毛髪をコートするため即効性は少なく、色もちも悪いという点があります。

白髪染めに抵抗がある方、手始めに白髪染めを試してみたい方におすすめです。

・カラースプレーやマスカラタイプ(こめかみやもみあげなどに)

シャンプーをすると落ちてしまうため目立つ部分だけを一時的に染めるのに便利です。

雨や汗で色落ちしたり、寝具を汚したりするので注意が必要です。

お出かけ前など短時間だけ白髪をカバーしたい方におすすめです。

染めずに隠す、目立たなくする

白髪は気になるけどまだ少ないので染めるほどではない、なるべく染めたくないという方には次のような方法もあります。

白髪隠しマスカラ、白髪隠しファンデーションを使う

気になる部分だけを一時的にカバーできるアイテムで、お出かけの際や急場しのぎに使えます。

もみあげや生え際、伸びた部分にもピンポイントに使えるので便利です。

目立たないヘアスタイルにする

長い髪はまとめ髪にし、トップにボリュームを出すなどして白髪が見えにくいスタイルに。

髪の短い方はターバンやスカーフを使ったアレンジヘアもすてきです。

白髪が目立たない髪型、ヘアアレンジについては以下記事もご覧ください。

髪のツヤ感を上げるためのケアをする

年齢を重ねると髪質も変化してきます。

パサついたりまとまりにくくなったりするので、トリートメントなどでツヤ髪をめざすのもひとつの方法です。

ツヤのある髪は若々しい印象を演出することができ、数本の白髪であれば、髪のツヤによってあまり目立たなくなる効果も期待できます。

40代の対策が10年後のあなたを変える

40代の白髪対策が10年後のあなたを変える

 白髪は染めるという方が多いですが、そこまで分量が多くない40代の白髪は「白髪をこれ以上増やさない」ことを心掛けることも大切です。

生活習慣や食生活を見直すことで、10年後20年後の状況を変えることができます。

仕事や家庭に忙しい40代の方の中には、じっくり取り組む時間が取れない、ストレスなく取り組みたいという方も少なくありません。

そんな時はサプリメントを活用するのもひとつの選択肢です。

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これらは医師が厳選した成分バランスで配合されており、1日3粒で美髪ケアが続けられます。

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年齢に負けない自分づくりのためにも、今できることからしっかりケアして、いつまでも美しくありたいですね。