白髪が目立たない髪型は?ヘアアレンジ&髪型で気になる白髪を隠す方法
白髪染めをしているのに、すぐに目立ってきてしまう根元の白髪。
頻繁に染めると髪にダメージを与えてしまいますし、困りものかと思います。
実は、伸びてくると同時に目立ってしまう根元の白髪は、髪型を少し変えるだけで目立ちにくくなるんです。
今回は、白髪が目立ちやすい髪型と、白髪が目立たない髪型をそれぞれご紹介します。
目次
こんな髪型はNG! 白髪が目立って老けて見える髪型
まずは鏡を用意し、自分の髪型をチェックしてみましょう。
今からご紹介する髪型の場合は、白髪が目立つだけでなく、老けて見られる原因にもなってしまいます。
ロングのストレートヘア
女性にとって定番の髪型である、ロングのストレートヘア。
髪の表面に凹凸がないので、髪の毛が動く度に白髪が見え隠れしてしまう髪型です。
薄い前髪
顔周りの白髪は、目立つだけでなく、見た目の印象が年齢より上になってしまうことも。
前髪を作ることで、白髪は目立ちにくくなります。
しかし、前髪が薄いとかえって寂しい印象になり、老けて見えてしまうこともあるので、ボリュームの薄い前髪はおすすめできません。
ひっつめて結う髪
髪の毛をまとめる際に、ひっつめて結ってしまうと、頭のラインに沿ってぴったりと髪の毛が張り付くことになります。
すると、少しだけ伸びてきた白髪がより目立ってしまう可能性も。
「後れ毛を出して、こなれた印象にしたい」と思う方もいるかもしれませんが、それもNG!
年齢と共に後れ毛は疲れた印象をもたらしてしまうので、やめた方が無難です。
白髪が目立たない髪型・部分別ヘアアレンジ
では、白髪を隠すためにはどんな髪型が最適なのでしょうか?
「白髪染めとカットのためだけに、頻繁に美容院に通うのは難しい」という方におすすめなのが、簡単なヘアアレンジで白髪を隠す方法。
次の項目でご紹介するのでぜひチェックしてみて下さい。
前髪や耳周りの生え際を見せない!
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顔周りの白髪を隠したいなら、生え際を見せないようにするのがおすすめです。
前髪を左右に流したり、アップスタイルにしたりすると、どうしても生え際の白髪が見え隠れしてしまいます。
ですので、生え際の白髪が気になる方こそ生え際の目立たないスタイリングにするとGOODです。
耳周りの白髪が多い方は、後れ毛を作ることで耳周りの白髪を隠す効果が期待できます。
後れ毛があると、疲れた印象をもたらしてしまう懸念もありますが、ツヤ感を意識することで、大人の女性でもおしゃれ見せすることができるので覚えておくと良いでしょう。
分け目はジグザグにする!
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髪型を変えずに今すぐ試せるのが、分け目を変える方法。
まっすぐなラインで髪の毛を分けてしまうと、髪の毛の根元が目立ってしまいます。
ですので、分け目は直線ではなく、「ジグザグ」にし、ぼかしてしまう方法がおすすめ。
髪の毛のボリュームがなくなってしまった方は、トップのボリュームアップ効果も期待できて一石二鳥です。
4ステップで簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
1) 普段通りに髪の毛を分ける
2) ヘアピンなどの先が尖ったものを使用して、ジグザグに動かし、分け目をぼかす
3) 分け終わったら、髪を立たせるイメージで、手を使って分け目の左右を軽く押す
4) 合わせ鏡にし、つむじの後ろから前方向に軽く押し、後頭部の髪の毛を立たせる
頭頂部の白髪隠しには、ハーフアップがGOOD
後頭部の白髪を隠すには、高い位置でのアップスタイルがGOOD!
髪の毛の一部を使ったヘアアレンジですので、手軽にできるのもうれしいポイントです。
しかし、ハーフアップにする際には注意点も。
意外と白髪が多いのが、耳の後ろ。
耳の上の髪を全て使ってハーフアップにしてしまうと、さらに白髪が目立ってしまいます。
ですので、つむじ近くの髪の毛だけを使い、ハーフアップにしてみましょう。
アレンジする際も、ぴったりとまとめてしまうのはNG。
地肌に近い根元の白髪が見えてしまうので、ふんわりとしたイメージになるように髪の毛をセットしてみましょう。
「くるりんぱ」を加えてアレンジするのもおすすめの方法です。
1) 耳の近くの髪の毛を取らないように注意しながら、髪の毛の束を作る。束を手に取ったらヘアブラシを使って真上に向かって数回すく
2) 根元から数センチのところから軽くねじる
3) ねじった部分をヘアピンやお好みのヘアアクセサリーでとめる。根元を浮かせるようにとめると、ふんわりとした形のヘアスタイルに仕上がる
4) ところどころ髪をつまんで引き出すと、膨らみのあるキレイなシルエットのハーフアップに。特に白髪が多い方は、根元が隠せるふんわりシルエットがおすすめ
ストレートヘアの方におすすめ! 白髪が目立たない髪の巻き方
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ストレートヘアは、白髪の目立ちやすい髪型だと最初に紹介しました。
ただし、ストレートヘアの方でもカーラーやヘアアイロンを使って巻き髪にすれば、ふんわりとしたヘアスタイルになり、白髪をうまく隠すことができるんです。
ちなみに、耳の横の白髪が気になる方は、「外巻き」で巻くと白髪を黒髪に紛れこませることができます。
1) 耳の横の白髪が目立たないように、カーラーをもみあげにしっかり付けて巻く
2) その他の部分は外巻きと内巻きをランダムに入れ、巻いていく
3) 巻き終わりは手で軽くほぐし、ふんわりとした仕上がりにする
白髪が目立たない、目立ちにくい髪型とは?
ここまで簡単に白髪を隠すヘアアレンジ法をご紹介してきました。
白髪を隠すのに向いていない髪型もありますが、逆に髪型を変えればうまく白髪を隠すこともできます。
次回、美容院で髪型をチェンジする際には、白髪の目立ちにくい髪型をオーダーしてみるのもひとつの手です。
前髪を作る
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おでこ周りに白髪が生えやすいという方は、前髪を作ってみてはいかがでしょうか。
前髪を作るだけで、生え際の白髪をナチュラルにカバーすることが可能です。
ただし、薄めの前髪ですと老けて見られることもありますので、厚みのある前髪を作ってもらうと良いでしょう。
トップにボリュームを出したショートカット
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頭頂部の髪のボリュームが少ない方、分け目がくっきりしていて白髪が目立ちやすい方、前髪部分や分け目、生え際に白髪が多い方は、思い切ってショートヘアにトライしてみては?
オーダーのポイントは、前髪を深め・長めにとること。
そして、頭頂部には段を入れてもらい、ボリュームのあるスタイルを目指しましょう。
ペタンとした髪の毛は、より白髪が目立ってしまいます。
ふんわりとした立体感のあるシルエットになるようにカットしてもらいましょう。
ミディアムヘアにパーマをかける
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「ショートカットにはなかなかチャレンジできない」という方は、アゴから肩につくぐらいの長さのミディアムヘアでパーマスタイルを試してみてはいかがでしょうか。
ミディアムヘアは、先ほど紹介したハーフアップヘアなどのまとめ髪も手軽にできる長さです。
パーマをかける際は、立体的なイメージになるように、ゆるめのパーマで柔らかなシルエットに仕上げると良いですよ。
ハイライトを入れる
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カラーリングをする際は、ハイライトをミックスした3Dカラーがおすすめ。
ハイライトを入れることにより、髪の毛に立体感が生まれるので、白髪も自然と馴染んでくれます。
ハイライトカラーとは、ベースの色より明るいカラーを、根元から筋状に入れるカラー方法です。
ハイライトを入れる際は、細かく入れると白髪をぼかしてくれる効果が期待できますよ。
白髪をできるだけ目立たなくするための予防もしよう
白髪が目立つ髪型・目立たない髪型について紹介してきましたが、毎日のケアで髪質を改善し、白髪の少ない髪に導くことも重要です。
白髪を予防したい方におすすめなのが、白髪ケア成分が入ったシャンプー。
たくさん種類があるので選び方も難しいですが、毛髪診断士の私が比較した記事があるのでぜひ見てみてくださいね。
白髪がある髪でも、普段のヘアスタイリングや髪型に気をつければ、白髪を目立たなくすることができるなんて盲点だったのではないでしょうか。
今回ご紹介した内容を参考に、美容師さんと相談の上、あなたにぴったりなヘアスタイリングを見つけてみてください。
<参考書籍>
『女性の白髪・薄毛の悩みがなくなる方法」(PHP研究所)